top of page
累々たる輪
人の出会い・縁は輪のように巡り、積み重なりながら繋がってゆくもの。
その不思議さ、美しさを表現しています。
多様な「人種・民族・宗教・思想」があり
同じ土地で生きていくのは難しいのかもしれませんが
なぜ同じタイミングで同じ星に生まれてきたのかを考えるのはとても大切な事だと思います。
「違い」を受け入れる事によって互いを尊敬し、調和を生み、又より強く繋がることができるのではないでしょうか。
この作品は、その微妙で表面的である「違い」を陰と陽(鳥・雲・蝶・偶数奇数)で表し、
輪を連結させる事によって人と人の繋がりは巡りながら永久に続いていく、という願いを込めています。
木地は能登ヒバの曲げ輪で、伝統的な本堅地技法で下地を施しました。
地模様の紗綾紋は金の研ぎ出し蒔絵、白蝶貝の厚貝から鳥・雲・蝶を削り出し、象嵌してあります。
伝統的な漆の食器でもなく、飾っておくだけのオブジェでもなく、触れて漆の質感を肌で感じながら
様々な飾り方を楽しめる「触れるオブジェ」として制作しました。
※専用の展示台が付属します
●ギャラリーおかりや
東京都銀座4-3-5 銀座AHビルB2F
03-3535-5321
bottom of page